第14回・町並みと蔵展:平成24年春

報徳の教え

 第14回・町並みと蔵展は、4月14日(土)、15日(日)の両日に、森町中心市街地にて開催されました。

 今回のテーマは、~新村里助と報徳七人衆~。

 二宮尊徳の思想から広まった「報徳」。

その報徳の教えを継ぎ、報徳社の設立などに尽力したのが、新村里助と遠州報徳七人衆です。

 その新村里助と報徳七人衆をテーマとした講演会が、14日に本町の太田山・西光寺にて開催され、講師に磐田市在住の足立洋一郎氏を招き、報徳の歴史や新村里助と遠州報徳七人衆が残した功績などについてのお話をしていただきました。

新町にある山崎宅の土蔵でも、新村里助と遠州報徳七人衆の関連資料が展示され、訪れた人たちが熱心に見入っていました。

 明治町にある、鈴木藤三郎記念館前では、遠江総合高校の生徒による「郷土の発明王・鈴木藤三郎」と題した紙芝居が開催されました。恒例となったこの催しも、開催に彩りを添えてくれています。

 例年、春の開催は4月の第一週に行なわれていましたが、今回は新東名の開通に合わせた形での開催となりました。

遠州森町PAなど、新しい観光名所の誕生との相乗効果で、町並みと蔵展の更なる発展につなげていこうと考えております。